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2006年03月01日

阿寒湖温泉

阿寒湖温泉


阿寒湖温泉の宿

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阿寒湖温泉
 マリモの眠る阿寒湖の南岸にある阿寒湖温泉は、名実ともに道東観光の中心地であり、宿泊基地でもあります。それは湖畔の宿という魅力に湖上遊覧・雌阿寒岳・雄阿寒岳の登山。散策とショッピング、豊富な湖産の味覚が存分に楽しめ、道路網も発達しているからなのです。

 この温泉の歴史は意外に古く、安政5年(1858年)北海道の名付け親である松浦武四郎がこの地を踏査したときに、既に先住のアイヌの人々が利用しており、明治45年には今の「ホテル山浦」が開業しましたが、本格的な発展は大正10年に国立公園候補地となり、昭和9年に国立公園に指定されて以後のことです。

 最近は北海道を早回りするスピード観光が多いようですがせめて阿寒湖だけでもゆっくりくつろいでほしいものです。

 温泉の泉質:単純泉、硫化水素泉38~85度  神経痛・リューマチによい

アイヌ伝説
 北海道開発の歴史は浅い。とくに道東の山中にある阿寒湖では乏しく、約100年前まではアイヌの人々の世界で、伝説も地名もすべてアイヌ民族に由来して いる。
阿寒岳と阿寒湖の創世
 この世の中がまだ海ばかりであったとき、神様は海ばかりで面白くないからといって、いろいろの山を造ったが、阿寒もその時に出来たものである。

 ところが1つだけではさびしくてかわいそうだというので、もう1つつくって夫婦山にしたのが今の雄阿寒岳(ピンネシリ)と雌阿寒岳(マチネシリ)である。なお、そのときできた湖の中にも、休むところがなくてはいけないというので、所々に島を造ったので、阿寒湖の中にはいくつもの島があるのだという。
(更科源蔵アイ ヌ伝説集)
雌阿寒岳と硫黄の伝説
 昔、石狩地方の山続きにニツネヌプリ(魔神の山)という山があり、そこには魔神達が隠れていて、人間の世界の邪魔ばかりしていた。

 そこで、アイヌの英雄オタシトンクルがそれを退治しようと6日6晩のあいだ、この山を激しく攻め、多くの魔神を退治した。
 しかし魔神の頭領は黒雲を吐いたり、雨を降らせたりして、逃げ回り、雄阿寒岳に助けを求めた。ところが、雄阿寒岳に、ものもいわず岩の拳でなぐりつけられてしまった。

 そこで、魔神の頭領は情けにもろい雌阿寒岳に泣き付いて、その内懐に隠してもらった。これを知ったオタシトンクルは、非常に腹を立て、雌阿寒岳の懐から魔神を引き出して殺し、雌阿寒岳を呪ってこういった。「魔神を隠したお前の懐からは、いつまでも臭い息が出て膿が流れるだろう」と。

 そのとおり今でも雌阿寒岳からは臭い噴煙がのぼり、硫黄の膿が流れ出るのだという。
(屈斜路・弟子カムイマ老伝)

阿寒語源の伝説
 雄阿寒岳は昔、海近くに立っていて、ピシタアンピンネシリ(海淵にある雄山)と呼ばれていた。この雄山が女山の雌阿寒を嫁にした。雌阿寒は非常に気性の荒い山であったので、あたりの山々がそのために崩されて、すっかり地形が変わってしまった。しかし、雄阿寒だけは崩されることなく動かなかったので、それでアカンと呼ばれるようになった。アカンとは動かないという意味であるという。(阿寒湖・山本多助エカシ伝)

 この3つのアイヌ伝説は、山と湖の大自然境、阿寒湖の創世や、後述するように阿寒開拓の原点となり、また、終戦後には風致か硫黄かで、議論が交わされた雌阿寒岳硫黄採掘問題とも関連して興味深い。

 阿寒の語源については、その名を山に求める説と、川に求める説とがある。地名研究家は川説をとって「旧阿寒川が釧路川に合流するところを、ラカンプト(ウグイの産卵場の河口)と呼んでいたところから、和人が “ ラカン川 ” と呼び “ アカン川 ” に変化したもの」(更科源蔵アイヌ語地名解)としている。

 しかし、阿寒町百年史では前記のアイヌ伝説や、阿寒の山に祈る際のアイヌの口伝アカンウンピンネヌプリ(雄高山)、アカンマチネヌプリ(雌高山)から山に語源を求めている。アカンウンとは不動のものという意味であるといわれ、これは原始性豊かな阿寒の自然美の永遠を願う、私たちの心に通う語源であるともいえよう。


マリモ


エゾシカ


タンチョウ


雄阿寒岳


雌阿寒岳の青沼


双岳台


雌阿寒岳とオンネトー


阿寒湖の氷割り


阿寒湖温泉の宿

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阿寒湖のおすすめ見所コース
◆ 15分~30分コース
1) 阿寒湖畔展望台 (車利用で15分)
阿寒湖畔展望台  阿寒湖温泉街から車で5分、国設阿寒湖畔スキー場の向かって右コースの近くに駐車場が あります。ほんの少し歩くとコースへ出ます。ここから阿寒湖や雄阿寒岳が良く見えます。
(入口ゲート開放時間。夏季6月~9月7:00~18:00  5月・10月9:00~17:00)
2) 阿寒湖畔エコミュージアムセンター (入場無料)
 阿寒国立公園の自然資料館です。特別天然記念物『阿寒湖のマリモ』も展示しています。 登山情報や、季節の花の情報など、自然解説員に気軽にお尋ねください。

開館時間 9:00~17:00 休館日・毎週火曜日(火曜祝日の場合その翌日)年末年始
(お車でおこしの方は、第1駐車場1日410円を利用して下さい。車椅子の方のみ 施設の駐車場利用可)
3) ボッケ(泥火山)散策
ボッケ散策  遊歩道入口より最短距離で徒歩片道7~8分。湖のすぐ近くにボコッボコッと煮え立つ 泥火山があります。雄阿寒岳も良く見え、往復の遊歩道での森林浴は最高の気分。
 運がよければリスや鹿に会うことも・・・特に早朝散歩がお勧め
4) 阿寒湖を眺めながら足湯に浸かろう
 阿寒観光汽船本社の裏から遊歩道に入ってすぐのところに『弁慶の足湯』があります。 ホテル阿寒湖荘所有ですが、一般の方の利用可。タオルは各自ご用意下さい。
5) モーターボートでまりも見学 (20分・30分コース)
 遊覧船で85分のコースも、モーターボートなら30分。マリモ展示観察センター折り返し なら20分です。ズピード感あふれるモーターボートは最高の気分!
6) アイヌコタン (コタン見学者のみ駐車無料)
アイヌコタン  踊りと木彫りの里、アイヌコタンには30数軒の民芸品店が建ち並ぶ。個性的なオリジナル木彫りは見ているだけでも楽しい。
 国の重要無形民族文化財に指定されている『アイヌ古式舞踊』はトップシーズンは1日6回踊りを公開。所要30分(有料) 他にも「アイヌ生活記念館」「森と湖の芸術館」もあります。
7) 太郎湖、次郎湖散策
太郎湖、次郎湖散策  阿寒湖温泉より車で5分。雄阿寒岳登山口駐車場から往復40分太郎湖だけなら往復15分です。 学校のグラウンドほどの小さな湖ですが、森に囲まれ澄んだ水を湛えています。
(温泉街からレンタサイクルあり。丁度1時間程のコースです)

◆ 60分~90分コース
1) 阿寒湖上遊覧船
阿寒湖上遊覧船  『阿寒湖』といえば何と言っても遊覧船! 特別天然記念物『阿寒湖のマリモ』展示観察センターをはじめ、滝口と呼ばれる景勝地や、湖上から眺める雄阿寒岳・雌阿寒岳は最高の景色です。
 ゆったり遊覧船なら85分  高速船ゼフィールなら50分です。
2) 森のこみち散策
森のこみち散策  平成14年春に整備された遊歩道『森のこみち』。ふわふわした腐葉土の上を歩きながらの森林浴は心身ともに癒される時間です。
 第一駐車場、もしくは稲荷神社からボッケへ抜け、更に湖畔沿いに歩き最後は『弁慶の足湯』で足の疲れを取って1時間のコースです。
3) フィッシングランド阿寒でのんびり釣り堀
 湖畔にある『フィッシングランド阿寒』では、子供でも楽しめる釣り堀から本格的なフィッシングまで楽しめ、道具もレンタルあり、フィッシングガイドもOKです。
 釣った魚を天ぷらにしてくれたり、お持ち帰り用のパック詰も可能です。景色も最高ですよ!

◆ 90分~120分コース
1) 白湯山(はくとうざん)へ小登山
白湯山  国設阿寒湖畔スキー場、向かって左コースをひたすら登ると『白湯山遊歩道入口』があります。頂上への展望台まではスキー上から60分程。頂上から阿寒湖の前景や雄阿寒岳・雌阿寒岳も望める雄大な景色です。途中『白湯ボッケ』と呼ばれる泥火山も見られ、特に10月上旬頃は紅葉が見事です。


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阿寒湖温泉の地図

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