日高山脈襟裳国定公園
北海道の中央から南に向って走る日高山脈と、その山系が太平洋に沈む襟裳岬一帯を含む本格的な山岳公園です。
日高山脈は幌尻岳(2,052m)を最高峰とする1,500mから2,000mに及ぶ褶曲山脈で、緯度が北にあるため、3,000m級の北アルプスに負けない高山景観を呈しています。
その最大の特徴は、氷食地形のカールが20個以上もあるということです。また、森林も原始性があり、ヒグマ、エゾシカなどの大型哺乳類が多く生息しています。
襟裳岬には4段の海岸段丘があり、突端には海食崖や岩礁があり、豪壮な風景を現しています。また、この岬の西北のアポイ岳(811m)には、その蛇紋岩の地質や気象条件から、寒地性植物を主としたお花畠があります。
風はひゅるひゅる 波はざんぶりこ…。昭和36年に島倉千代子が『襟裳岬』を歌い、全国で大ヒットしました。その後49年に森 進一が同名異曲の『襟裳岬』を歌いこれも大ヒット、襟裳岬は広く知られることになりました。 北海道の背骨と言われる日高山脈、その先端は、60mの断崖と2kmの岩礁を連ねて太平洋に沈み込んでいます。岬の沖は千島海流と日本海流が交錯し、多種にわたる暖流、寒流の魚たちが群れ、世界有数の漁場となっています。
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